奈良県・ご当地グルメの柿の葉寿司や奈良漬け、和菓子と三輪そうめん
奈良県といえば、奈良の大仏や野生の鹿など見所がたくさんある地域として知られています。
そのため、国内外からの観光客もたくさん訪れます。
今回は奈良県にはどのようなご当地グルメがあるのかということを紹介していきたいと思います。
Contents
奈良県の郷土料理「柿の葉寿司」
奈良県の郷土料理として知られている食べ物の中に柿の葉寿司という料理があります。
この柿の葉寿司という食べ物は酢飯の上にサバやサケなどの魚の切り身をのせて柿の葉っぱで包んだものとなっています。
柿の葉寿司のネタの定番はサバとサケですが、最近では他にもエビやタコ、シイタケといった食材をネタとして使用することも増えています。
柿の葉寿司は江戸時代に誕生した食べ物と考えられており、柿の葉には殺菌効果があると考えられていたので寿司を柿の葉に包むようになりました。
また、柿の葉に寿司を包むことで柿の葉の香りが寿司に移り、風味が良くなるということからも好んで使用された手法となりました。
奈良県では柿の葉寿司がおいしい食べ物の一つとして認められているので、奈良県内のいたるところに柿の葉寿司を提供するお店が存在します。
寿司の一種ではありますが、柿の葉に包んであるため、日持ちがするので奈良県のお土産としても人気なご当地グルメとなっています。
柿の葉寿司は奈良県以外にも和歌山県や石川県の郷土料理にもなっていますが、これらの地域の柿の葉寿司と奈良県の柿の葉寿司では少し異なるので、これらの柿の葉寿司を食べたことがある人はその違いを楽しむというのもいいのではないでしょか。
奈良県の漬物「奈良漬け」
奈良漬けは奈良県を代表する漬物の一種となっていて、その歴史は1000年以上にもなります。
奈良漬けに使用されるのは白ウリやキュウリといった野菜が多くなっています。
奈良漬けは長期保存がきく食べ物として古くから作られてきました。
また、季節に関係なく作ることができるので、生活においても便利な食べ物であるということがいえます。
奈良漬けにはアルコールが含まれており、大量に食べた後に車の運転を行うと酒気帯び運転になってしまう場合があるので注意が必要です。
ウナギを食べる際に奈良漬けが一緒に出てくることがありますが、奈良漬けには脂肪の分解を手伝ったり、ビタミンやミネラルの吸収を促進させたりする効果があるためにこのようにウナギと一緒に出されることも多い食べ物となっています。
奈良漬けは奈良県のお土産コーナーでも様々な種類のものが売られているので、奈良土産としてもおすすめの食べ物となっています。
奈良県のご当地グルメ「和菓子」
奈良県は和菓子の生産が活発な地域として知られています。
特に奈良県で人気のある和菓子として葛切りがあります。
葛切りは、葛粉と水を使って作られる和菓子で、麺状に細く切った後に蜜をかけて食べるのが一般的となっています。
つるりとした食感で喉越しもよいです。
このほかにも鍋の中に入れて食べるという食べ方もあります。
葛粉は葛根湯に用いられることがあるように風邪に効く食べ物となっています。
そのため、風邪をひいたときの効能はもちろん、食欲のないときでも食べやすいのではないでしょうか。
他にも、葛粉を使用して作られる人気の和菓子がたくさんあるので、奈良県で和菓子を食べる際にはこれらの葛粉を用いた和菓子を食べてみてください。
奈良県発祥のそうめん「三輪そうめん」
奈良県は三輪そうめんというそうめんが特産品となっています。
このそうめんは奈良県の三輪地方で作られたそうめんでその始まりは奈良時代にもさかのぼります。
三輪そうめんの特徴として、煮崩れしにくく、歯ごたえのある麺であるというものがあげられます。
昔は三輪そうめんのランク分けが行われていましたが、最近ではこのランク分けもあいまいになり、大まかな区分しかされなくなりました。
ですが、現在でも三輪そうめんの専門店などではこの昔ながらのランク分けが行われているので、お土産品として購入する際にはこのランクを確認しながら選ぶと良いのではないでしょうか。
三輪そうめんは三輪地方だけでなく、奈良県にあるお店なら様々な場所で三輪そうめんを提供しているので、ぜひ一度食べてみることをおすすめします。
奈良県にはどんなご当地グルメがあるのか?~のまとめ
奈良県にはどのようなご当地グルメがあるのかということを紹介していきました。
奈良県は観光名所として人気のある地域となっていますが、奈良県の魅力はそれだけでなく、様々なご当地グルメがあるという点にもあります。
ですので、奈良県を訪れた際にはこれらのご当地グルメを食べてみてください。
そうすることで、奈良県にある観光名所を巡るだけよりも奈良県の魅力をもっと知ることができるのではないでしょうか。