奈良県・観光名所の奈良公園や日本最古の大神神社と世界最古の法隆寺
奈良県といえば、歴史的にも様々な出来事があった場所として多くの人に知られています。
小学校で使用している教科書にも載っているような有名な観光地も数多くあり、奈良県を一度も訪れたことがないという人は少ないのではないでしょうか。
今回はそのような多くの人に知られている奈良県の観光名所を紹介していきたいと思います。
奈良市にある鹿と触れ合える奈良公園
奈良県の奈良市には鹿と触れ合うことができる奈良公園という公園があります。
この公園は約600ヘクタールという広大な土地を持っている公園でこの公園の中にはとてもたくさんの鹿が生息しています。
公園の中を歩いていれば必ずといっていいほど鹿に出会うことができる場所となっています。
奈良公園の中では鹿せんべいも販売されており、鹿に食べさせることもできます。
鹿せんべいを鹿にあげることで鹿との距離が近づき、鹿と一緒に写真を撮影することもできるようになります。
奈良公園の魅力はたくさんいる鹿だけではありません。
奈良公園の中には様々な国宝や世界遺産が存在します。
大仏で知られている東大寺や興福寺もこの奈良公園の敷地内にあります。
鹿と遊ぶことが出来るだけでなく、このような観光名所を同時に回ることもできるのでとても観光に向いている場所であるということができます。
奈良公園は入園料なども必要なく、いつでも自由に入園できるようになっているので観光をしている人にとっても嬉しい点の1つです。
春には桜、秋には紅葉など季節の風物詩を見ることもできるので、観光に必要なものがなんでもそろっている場所といえます。
奈良駅から徒歩5分程度で奈良公園まで行けるので、空いた時間に素早く訪れることもできます。
日本最古の神社として有名な大神神社
奈良県桜井市には大神神社という神社があります。
この神社は日本で最古の神社の1つとして知られています。
この神社の特徴はなんといっても最古の神社である為、昔からの進行形態を現在に伝えている点にあります。
大神神社にある三つ鳥居という三つの鳥居が一つになった鳥居があります。
このような三つの鳥居を一つに組み合わせて作られている鳥居は珍しく、特異なものとなっているため、なかなかお目にかかることはできません。
そのため、大神神社の三つ鳥居は国の重要文化財にも指定されています。
大神神社には通常の日であればそれほど観光客はいません。
ですが、初詣の時期になると多くの人がこの神社を訪れるので年始に訪れる際には少し注意をしておいた方がよいかもしれません。
大神神社は三輪駅から徒歩で約10分の距離にあります。
駅から看板で大神神社までの道順を示してくれているので迷うことはありませんが、看板通りに進んでいるとすべての鳥居をくぐることができなくなってしまいます。
ですので、すべての鳥居をくぐりたいと考えている場合には少し遠回りになりますが、看板の示している道順とは少し変える必要があります。
遠回りといっても時間にすれば10分程度なのであまり気にはならないのではないでしょうか。
世界最古の木造建築物である法隆寺
最後に世界最古の木造建築物として知られている法隆寺を紹介します。
聖徳太子によって建立されたこの法隆寺は現在でも残っているとても由緒ある建築物となっています。
日本で初めて世界文化遺産に登録された建物として、社会の教科書にも載っているほど有名な建物ですが、意外とこの法隆寺を訪れたことがある人は少ないのではないでしょうか。
法隆寺は外から見るだけでも圧倒されるほどの建物ですが、法隆寺の中に入ることもできます。
法隆寺の中には日本を代表するような国宝が数多く並んでいます。
ここでしか見ることができないとても貴重なものなので、自分の目でこれらの歴史的な遺産を確認してみてください。
法隆寺の境内にはボランティアで案内をしてくれる方がいます。
法隆寺について詳しく説明をして下さるので、時間がある方はこちらのボランティアサービスを利用することをおすすめします。
法隆寺の参拝料は他のこのような建物への参拝料と比べてみると少し高いように感じるかもしれません。
ですが、法隆寺の参拝にはそれだけの価値があります。
ですので、法隆寺の参拝料にしり込みをするのではなく、しっかりと法隆寺を通じて日本の歴史に触れることをおすすめします。
奈良にはどんな観光名所があるのか?~のまとめ
今回は奈良県の観光名所を紹介していきました。
奈良県といえば京都府と並び、歴史のある場所となっています。
そのため、奈良県には様々なお寺や神社、仏像といったものが点在しています。
これらの一つ一つが国の重要文化財に指定されているような素晴らしいものなので、奈良県を訪れた際にはぜひこれらの場所で日本の歴史の奥深さや素晴らしさを感じてください。