富山県・グルメの鱒寿司や氷見うどん、富山ブラックと高岡コロッケ!
富山県は高い山と水深1000メートルの富山湾という二つの自然に囲まれた地形になっています。
そのため、四季を通して様々な新鮮な食材が採れる場所にもなっています。
富山県にはこのような豊かな自然から採れた食材を使用したご当地グルメがたくさんあります。
今回は富山県にはどのようなご当地グルメがあるのかということを紹介していきたいと思います。
Contents
富山県の郷土料理「鱒寿司」
富山県の郷土料理の一つに鱒寿司があります。
鱒寿司は鱒を用いて酢で味付けした押し寿司の種類の一つとなっています。
専用の木製の曲物に鱒の切り身を乗せて、その上から酢飯を詰め込んで作られます。
鱒寿司は酢を大量に使って作られるため、夏場でも3日や4日程度なら日持ちするようになっています。
現在では使用する酢の量を減らして作られた鱒寿司もあり、そちらはあまり日持ちがしません。
鱒寿司は駅弁で有名になったご当地グルメで富山県内の駅の多くで販売されています。
富山市内には鱒寿司を製造している業者が40社以上もあり、多様な鱒寿司が販売されています。
従来の容器とは別にスーパーなどに向けて簡単な容器に入れられていることもあります。
富山市内には鱒ずしの手作り体験をすることができる場所もあるので、鱒寿司作りに興味がある人はこちらの体験をしてみるのも良いのではないでしょうか。
富山県には鱒寿司を提供している飲食店もありますが、鱒寿司といえば駅弁となっているので、ぜひ駅弁の鱒寿司を食べてみてください。
富山県のご当地うどん「氷見うどん」
富山県氷見市は、ご当地うどんである氷見うどんで有名な地域となっています。
氷見うどんは普通のうどんとは少し異なる作り方をするうどんで、作り方は秋田県の稲庭うどんに似ています。
つるりとした喉越しとコシの強さが特徴のうどんとなっています。
富山県には氷見うどんを食べることができる場所がたくさんあり、様々な食べ方があります。
ざるうどんとして食べたり、カレーうどんとして食べたりすることもあります。
また、富山県には氷見うどんの他に人気の麺類として大門素麺もあります。
大門素麺は富山県の砺波市に伝わる素麺の種類の一つとなっています。
素麺としては珍しく、棒状ではなく、丸めてある手延べ素麺となっています。
こちらの素麺も氷見うどんと同様に富山県で人気のあるご当地素麺となっているので、氷見うどんと一緒に食べてみてください。
富山県発祥のご当地ラーメン「富山ブラック」
富山県には富山市を中心に発祥したご当地ラーメンの富山ブラックがあります。
富山ブラックと聞いても、富山県に住んでいない人にとってはあまり聞き馴染みのないラーメンかもしれません。
富山ブラックはその名の通り、スープの色が濃く、黒色に見えます。
スープの醤油濃度が高く、大量の黒こしょうがかけられているため、非常に強い塩辛さを持っているラーメンであるという特徴があります。
もともとは運動後の塩分補給のための食事を意識した食べ物であり、客がご飯を持ち込んで食べるというスタイルが主流となっていました。
現在では、ほとんどの富山ブラックを提供しているラーメン屋でご飯がメニューに含まれています。
最初はご当地ラーメンとしての知名度がとても低い食べ物でしたが、メディアに取り上げられたことにより少しずつ知名度は向上していっています。
それでも、まだまだ一般的なご当地ラーメンとしての地位を得ているとはいえない状況にあります。
富山県で人気の食べ物「高岡コロッケ」
高岡コロッケは高岡市で販売されているご当地コロッケです。
高岡市はコロッケの消費量が全国でもトップクラスであることで知られており、コロッケでイメージアップを図ろうとしたことからこの高岡コロッケが生まれました。
高岡コロッケのイメージキャラクターとして、富山県高岡市出身の漫画家である藤子不二雄の漫画キャラクターであるコロ助が起用されています。
高岡コロッケは、高岡市が発祥のご当地コロッケとなっているため、高岡市で食べることができますが、高岡市でない富山県の他の地域でも高岡コロッケが販売されています。
高岡市には高岡コロッケの専門店もあるので、富山県で高岡コロッケを食べようと考えている際にはこちらを利用すると良いのではないでしょうか。
また、富山県を訪れたけれど高岡市に寄ることができないという時には、駅などでも購入することができるので、こちらを利用することをおすすめします。
富山県にはどんなご当地グルメがあるのか?~のまとめ
今回は富山県のご当地グルメについて紹介していきました。
富山県は自然が豊かな地域ということもあり、新鮮な材料を使ったご当地グルメが多くなっています。
ですので、富山県を訪れた時にはこれらのご当地グルメをぜひ食べてみてください。